旅行やレジャー、スポーツなど、荷物がそこそこあるけれど大容量のカーゴトレーラーは必要ないかも……そんな場面がもしかしたらあるかもしれません。私たちは、そういったニーズにも対応できるように、カーゴトレーラーだけでなく、車両後端に取り付けるタイプのキャリアカーゴも導入しています。
キャリアカーゴとは?
車両のヒッチメンバー(連結部)に取り付けるタイプの荷台で、車の後ろにしっかり固定する設計です。地面との距離が比較的近く、車両全体のバランスもとりやすいため、荷物を載せても走行安定性を保つことができます。

当車両に装着しているキャリアカーゴの最大積載量は75kg。スーツケース数個や、少人数分のゴルフバッグ、スノーボードなど、中程度の荷物であれば十分対応可能です。
狭い道でも安心な理由
キャリアカーゴの最大の利点は、車体からの横幅の増加がなく、車両全長も最小限の変化で済むことです。
たとえば、カーゴトレーラーの場合、後方に別の車両を連結する形になるため、以下のような制限が出てきます。
- 狭い温泉街の路地
- 細い山道
- ホテルや旅館の敷地内
- 雪道での切り返しが必要な場所
このような場所では、トレーラーを切り離す必要が出たり、そもそも入れないというケースもあります。
2025年のはじめに、カーゴトレーラーで温泉街へ送迎させていただいたときも、路地の幅ギリギリでした。
しかしキャリアカーゴであれば、車幅を広げずに荷物を追加積載できるため、狭い場所でも通常の車両のように通行が可能になります。
こんな場面で活躍します
ここからは、実際にキャリアカーゴが力を発揮する場面をご紹介します。
スキー・スノーボード旅行(2〜3名)
スキー板やブーツ、ウェアなどはかさばり、通常のトランクだけでは収まりきらないこともありますが、そんな時でも、余裕を持って荷物を運ぶことが可能です。
ゴルフ旅行
2〜3名でのゴルフ旅行で、キャディバッグが人数分ある場合でも、車内はゆったり、快適に移動できます。
帰省や法事・結婚式などへの参加(お土産・差し入れが多いとき)
お正月や夏休み、法事などで実家に帰るときに、意外と増えがちなお土産や贈り物も、余裕を持って積み込むことができます。
お子さま連れ旅行
ボリュームのあるベビーカーや子ども用の荷物、そして、旅行先で購入されたお土産などの急な追加の荷物にも対応できます。

カーゴトレーラーかキャリアカーゴか、適材適所を判断します
もちろん、荷物が多くなる場合はカーゴトレーラーの出番です。しかし、荷物が多すぎず少なすぎないときこそキャリアカーゴが適しているといえます。実際、「前回カーゴトレーラーを利用したが、今回は荷物が少なめだったためキャリアカーゴで十分だった」というお客様の声もいただいています。
お持ちになる荷物のサイズ、量、お迎えにあがる場所、送迎先を教えてただければ、どちらが適しているかをこちらで判断させていただきます。
キャリアカーゴの不安を減らすために
キャリアカーゴに積んだ荷物については、車内やカーゴトレーラーに積載された荷物に比べて、見える場所にあることから「濡れたり汚れたりしないか」「盗難の心配はないか」といった不安を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
そのため、荷物を積載する際には、専用の防水・防塵機能付きのカーゴバッグを使用し、雨や雪、砂・土埃、さらには車両後方の排気ガスなどから荷物を保護します。
また、高速道路のサービスエリアなどでの休憩中も、荷物の盗難対策を施して、安心してご利用いただけるよう配慮しております。

ただし、あくまで車外に取り付ける積載スペースであるため、飛び石などによる損傷リスクを完全にゼロにすることはできません。そのため、以下のような品目については、セキュリティの観点からも、なるべく車内にお持ち込みいただくことをおすすめしています。
- パソコン、タブレットなどの電子機器
- 精密機器や壊れやすいもの(保護が不十分なガラス製品、陶器など)
- 現金・貴重品類
- 極端な温度差で劣化するもの(化粧品や食材など)
お客様の大切なお荷物を安全に運ぶため、適材適所の積載と保護策を講じてまいります。
キャリアカーゴという選択肢もアリです
お客様のニーズや目的地の条件によって、ベストな運搬方法は変わります。私たちは、そうした条件に柔軟に対応できるよう、複数の選択肢を用意しています。キャリアカーゴという装備も、そうした「選べる快適さ」の一つです。
もしご利用予定の荷物の量や、訪れる場所に不安がある場合は、ぜひ事前にご相談ください。
安全で快適な移動のために、これからも細やかな工夫を続けてまいります!
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